私は2020年3月に日本一時帰国を考えていました。
ですがフライトがキャンセルになったため、帰国を諦めました。
少し心配な状態が続きますが、家族にもなかなか会えておらず、年も年なので今回思いきって6月1日の便を取って帰ってきました!
検査が必要だった時に帰国は一度もしていなかったのでなかなか比べられませんが、空港内でたくさん歩いたとはいえ、とてもスムーズだったと思います。
今回はフィンランドでのPCR検査やMySOSの感想などと合わせて少し振り返っていきたいと思います。
フィンランド出国前
夫の配偶者ビザ
夫はフィンランド人なので6月1日の入国現在でもビザの取得が必須です。
日本人配偶者の子供や家族は特段の事情ということでビザ取得後の入国は特別に認められています。
「特段の事情がある」と認められる方
⑴日本人の配偶者又は子
⑵在留資格「永住者」の配偶者又は子
⑶親族訪問又は知人訪問(親族に準ずる関係が認められる者(婚約者又は事実婚)、訪日の必要性があると認められる者(結婚式や葬式への出席、病人の見舞い)「在フィンランド日本国大使館」のウェブサイトより引用
ビザの申請は在フィンランド日本国大使館で行います。(ですが私たちは遠方に住んでいるため、申請は郵送で公布時のみヘルシンキの大使館へいきました。)
全て必要書類は日本国大使館のウェブサイトにわかりやすく記載されていますのでご覧ください。
私たちもこのウェブサイトに記載されている「ア」の必要書類を集め、申請をしました。
⑴日本人の配偶者又は子
ア 短期滞在査証(90日以内の滞在予定)
・査証申請書
・証明写真(4.5cm×3.5cm、6か月以内に撮影したもの)
・パスポート
・パスポートの顔写真があるページのコピー
・戸籍謄本(査証申請時に発行から3か月以内のもの)
・(EU加盟国以外の方)フィンランド滞在許可証のコピー
1週間と聞いていたのにめっちゃ早かった笑
交付はヘルシンキの大使館に現金でお釣りのないように23ユーロを持っていく必要があります。
私が日本の運転免許証返還の予約を取っていたので、夫も一緒に行くことにしました。
オーストラリアに住んでいた時に日本の領事館に行ったことがありましたが、フィンランドの大使館は初めてだったのでとても新鮮でした!
PCR検査(陰性証明)の取得
大幅に入国緩和されたとはいえ、PCR検査の陰性証明は必須です。
私たちは念のため政府指定のフォーマットに最終的に書き込んでもらいましたが、いろいろ調べる限りどんなフォーマットでも検査方法等の必要事項が明記されていればなんでもよさそうですね。
結果的にMySOSをフィンランド出国前にダウンロードしてからは日本入国時も陰性証明を見せる必要がなかったので、なんでもよさそうでした笑
フィンランドには大きく分けて公立病院と私立病院がありますが、私たちはどちらでもない民間の「live9」というところで検査を受けて証明書までもらいました。
空港にあるlive9が詳しいようなので翌日そこに行って書いてもらってね!追加料金はかからないよ!
MySOSの登録と書類のアップロード
日本に入国の際は主要空港でアプリを使ったファストトラックがあります。
私たちも5月31日中に書類のアップロードを済ませました。
アップロードは簡単にできましたが、私の夫のケータイではなかなかアップロードができず、最終的にはパソコンを使って成功しました!
書類をアップロードしてから数時間後気づけばアプリの画面が緑色に変わっていたのでこれでOKです!
私たちは5月31日にアップロードして、6月1日の便だったので、翌日6月1日にアプリを確認すると青に変わっていました。これはおそらくフィンランドが青グループに入っているからでしょうか。
とにかく入国審査はこれで終わりです。
あとは用意していたワクチン証明や質問票などもアプリ上でアップロードしたり答えたりして終わりでした!
ヘルシンキ空港にて
空港にはだいぶ早く着きました。
現地時間で17時25分の便でしたが、チェックインを一番に済ませました笑
ヘルシンキ空港がコロナ禍の間に新しく生まれ変わったので全然違いました。
早めに着いて出発ターミナルのところをぐるっと一周してJALのカウンターでチェックインが何時からスタートか聞いてみたところ、あと10分くらいでスタートするよ!とのこと。
これまた新しくできた空港のラゲッジサービス(有料)に荷物をそのまま取りに行き、一番にチェックインを済ませました。
国内線乗り換えの場合も羽田で預け荷物を取らないといけない
これは少し驚きましたが、おそらく入国審査などが長くかかるからなのかなと思います。
残念だけど、あなたたちのスーツケースは羽田までしか行かないの。申し訳ないんだけど、羽田についてから一旦スーツケースを取って入国審査を済ませてからターミナル無料バスに乗って、またチェックインしてね!
とのことでした。
コロナの前は国内線乗り換えがあった時も最終目的地まで預け荷物が行っていましたが、今回は羽田でピックアップするようです。
生まれ変わったヘルシンキ空港
ヘルシンキ空港は何年も前から工事をしていました。
私が2020年に利用したときはいろいろなところが工事用のシートで覆われており、通路は狭かったり、いろいろ工事の音が聞こえていた覚えがあります。
たくさん店も増えていて、現代的でとても綺麗な空港に生まれ変わっていました。
もうPCを取り出さなくていいセキュリティ
ヘルシンキの空港が最新になったということもあり、セキュリティのところまで大きく変わったようでした!
最新の宇宙船みたいな笑マシーンが使われていて、もうPCや液体を取り出さなくても良くなりました。
本当に簡単な入国審査になっていて楽々でした!
出発ゲートでの動画です!手振れすみません!
ヘルシンキからの出国は毎回たくさん歩いてボーダーコントロールをもう一度通る必要があるのですが、それにしても時間が余ったので、空港でまさかのムーミンショップに立ち寄り、スーパーで2ユーロで買えるムーミンクッキーを4.5ユーロで購入しました爆笑
日本入国後
機内を出るときはグループ別じゃなかった
いろいろブログやYouTubeなどの動画を読んだり見たりしていると、日本に着陸してから入国までは機内でたくさん待つ必要があると覚悟していましたが、そんなことはありませんでした。
ファーストクラスの乗客が出てからエコノミーという流れはありましたが、これは少し意外でした。
私たちは乗り換えの時間が迫っているということもなかったので、少し待ってから飛行機を降りました。
入国
スマホ常備で常にアプリを見せる
アプリを見せるタイミングがたくさんあるので、画面を見せたまま歩きました。
PCR検査がなくなったとはいえ、スタンプラリーのように歩くので、荷物は事前に用意していくのがおすすめです。
私たちは入国時点で日本のSIMカードがなく、Wi-fiだったので一番最初にMySOS上のQRコードを見せたときは羽田のwi-fiに繋ぐ必要があったので少し面倒でした。
私たちの他にもたくさん立ち止まっている人がいたので、おそらく皆さんsimカードの問題だったのだと思います笑
あまり意味がなかった紙
QRコードを見せてから夫と一緒に指定のところに行ってから、アプリとパスポートを出しました。
おそらくアルバイトであろう大学生っぽい女の方2人に案内してもらいました。
そこでアプリを閉じても大丈夫とのことだったので閉じて、A4サイズくらいの「青A141」と書かれた紙と政府からの青いハガキサイズより少し小さいくらい紙を受け取って終了でした。
その後ハガキサイズの紙をアプリの代わりに見せてまた案内されるというような感じでした。
アプリの画面でいいのではないかなと思いましたが、おそらく確認しましたということで(?)紙が渡されたのではないかなと思います。
A4サイズの紙は後々回収されましたが、小さい紙は回収されませんでした。
その後は入管と荷物を取るのと、税関でOKでした。
一旦到着ゲートを出て国内線乗り換え
前述しております通り、水際対策の影響でかわかりませんが、一旦羽田にて預け荷物を取った後、国内線のターミナルへ移動しました。(無料バスあり)
私たちの乗り換え時間は約3時間半。
飛行機の到着が30分ほど遅れたのと、アプリをwifiなしで使えなかったのと、荷物の受け取りの時間とでギリギリではありませんでしたが、国内線のゲートに行ってから30分もしないうちに搭乗時間になりました。
国内線の保安検査は全く混んでいなかったので救われましたが、保安検査まで時間がかかっていたら結構ギリギリだったのではないかなと思います。
PCR検査をしないといけなかったら確実に間に合っていませんでした笑
最長の空の旅を終えて
国際線が遅れたこともあり、機内で待っていたのは14時間半ほどでした。
その後に国内線に乗ると1時間であっという間に到着。
とても快適な空の旅を過ごすことができました。
ヘルシンキ東京間は6月14日現在13時間ほどで日本航空とフィンエアーが運行しています。
今回は移住してから初めての帰省だったのでこれからまたフィンランドに帰るのだと思うと少しふしぎな気持ちです。
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